経営お役立ちコラム
経営のヒント!
地域需要創造型等起業・創業促進事業に関する補助金制度に
ついてご紹介します。

地域の需要や雇用を支える事業を興す起業・創業、既に事業を
営んでいる中小企業・小規模事業者において後継者が先代から
事業を引き継いだ場合などに業態転換や新事業・新分野に進出する
第二創業、また、海外市場の獲得を念頭に事業を興す起業・創業を
支援することにより、地域における需要創出並びに中小企業・
小規模事業者の活力の向上を促すことで、経済の活性化を図る
ことを目的として、これらの起業・創業、第二創業を行う者に対して、
その創業事業費等に要する経費の一部を補助する事業が、
「平成24年度地域需要創造型起業・創業促進事業」です。

本年3月から現在まで二回の募集が行われており、第一回募集


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13/07/04 06:01 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行
今回は、コーチングの要素として3番目に重要な「認める力」に
ついて解説します。

【認める力とは】

コーチングでは、「人間の可能性は無限」という前提条件を置いて
います。その可能性をうまく引き出してやるのがコーチングです。
その中で、「認める力」は、「聴く力」「問う力」に続き、3番目に
重要なものです。「認める」という言葉の語源は、「見(る)」と
「とめる」です。つまり、「認める」というのは、「相手のことを見て、
心にとめる」ということなのです。

上司が部下を動かそうとする時には、通常は「命令する」という
形を採ると思います。確かに、上司には組織から与えられた権限が
ありますから、上司の命令は聞かなくてはなりません。しかし、
「命令」だけですと、部下は理屈で…

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13/03/10 10:01 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行
前回はコーチングの基本的要素について解説しました。
基本的要素とは「信じること」「認めること」「任せること」です。
これらを実現するための具体的スキルは三つあり、それぞれ
「聴く力」「問う力」そして「認める力」に分類することが出来ます。
今回は「聴く力」と「問う力」について解説していきます。

【聴く力とは】

経営者にとってコミュニケーションは重要なスキルです。では、
「コミュニケーション」とは一体何でしょう?コミュニケーション
とは本来双方向のやり取りであり、自分の事を話すだけではなく、
相手の言う事にも耳を傾けて双方向で言葉を交わすことで、相互理解
を深めることが必要です。それを実現するためのスキルが「聴く力」
なのです。

■ 「聞く」と「聴く」の違い


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13/02/23 11:54 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行
【はじめに】

企業経営において必要な資源は「ヒト」「モノ」「カネ」ですが、
その中でも最も重要なのは「ヒト」です。経営資源に制約がある
中小企業の場合、「ヒト」の育て方・使いこなし方の巧拙が業績に
与える影響が大です。
本連載では、「コーチング」というスキルの紹介を通じて、いかに
「ヒト」を育成・活用し、企業の成長に繋げていくかについて解説
します。

【コーチングとは】

コーチングは、人の可能性に制限を設けずに信じ、その人の個性
を尊重しつつ信頼関係を築き、自律的な行動を促すためのコミュニ
ケーション手法です。企業においては、経営者から見て、部下を
効果的に育てていくためのアプローチということになります。
「人を育てる」と聞くと、まず「トレーニング」とい…

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13/02/10 09:35 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行
実例をもとに再構成したストーリーでお届けする3回シリーズ。
最終回の今回は財務戦略で悩んでいる創業期の社長の事例です。

◆ 法人税ってこんなに払うの?

C社は都内の私鉄沿線に3店舗を展開する独立系の弁当店チェーン
です。2年前に開店した1号店が約半年で軌道に乗り、その後
2号店、3号店を次々と開店しました。年商は1年目の3千万円から、
2年目の今年度は1億円に迫る勢いで急成長しています。

社長のJ氏の悩み事はC社の唯一の役員である自分の役員報酬です。
決算月を迎えて、税理士に仮決算を出してもらったところ、法人税
を約300万円納めなければならないという結果になりました。
J社長にとっては初めての経験です。こんなに多額の税金を納め
なければいけないのなら、もっ…

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13/01/27 11:44 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行
実例をもとに再構成したストーリーでお届けする3回シリーズ。
第2回の今回はIT導入で悩んでいる創業期の社長の事例です。

◆ IT化できるはずだが

B社はハウスクリーニングを主としつつも、お客様から寄せられる
さまざまな相談に応じて、壁紙やふすまの張り替え、各種塗装、
塀の修繕、廃品整理から小規模なリフォームまで請負っており、
いわば「ホームサービスのなんでも屋さん」です。創業わずか2年目
にして従業員6名、年商8千万円に届こうかという、成長中の会社です。
社長のH氏の今の相談事は、パソコンやインターネットをもっと
活用して仕事を効率化できないかということです。

(1)一日4~5件の案件が常に同時進行し、次々に例外処理が
発生する中、状況をH社長自身が的確に把…

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13/01/13 01:09 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行
経営者の最も重要な役割は「経営」をすることではありません。
「ビジネス」をすることです。このことは、特に創業期から成長期
にかけての企業において最もあてはまります。

このテーマで、実在の企業の事例をもとに再構成したストーリーを、
今回から3回にわたってお届けします。
第1回の今回は「人の活かし方」で悩んでいる社長の事例です。

◆ 夜型クリエーターの時間管理は

A社は創業2年目のウェブ制作会社です。社長のF氏は、大手広告
代理店から独立した、優秀なグラフィックデザイナーです。独立後、
F社長の才覚で大口の受注も獲得し、業務が急拡大しています。
従業員も10名を超えて増え続けています。
今までA社では、給与規定もきちんとせずにきましたが、そろそろ
いろいろな不…

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12/12/23 09:47 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行
1.財務計画の2つの切り口~トップダウンとボトムアップ

財務計画作成のプロセスは、トップダウンアプローチとボトム
アップアプローチの2方向に大きく分けられます。
トップダウンアプローチとは、まず長期的に達成すべき目標値を定め、
それをいかに達成するかを考えるやり方。反対にボトムアップ
アプローチでは、日々の売上見込みなどを積み上げた結果、計画期間
にどれだけの成果を達成できるかを見極めることになります。

トップダウンアプローチでチェックすべき事項は、やはり事業の
魅力度です。平たく言えば、「その事業は儲かるのか」ということ。
売上規模や利益額は、創業者自身だけでなく、金融機関や投資家に
とっても魅力的に映るものでなくてはなりません。
売上・利益だけでなく、経営の…

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12/12/09 08:42 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行
1.何から手をつけるべきか

前回、事業計画書の一般的な構成として次の8つの項目を提示
しました。
(1)エクゼクティブサマリー
(2)創業の経緯
(3)経営陣
(4)業界/市場の展望
(5)製品/サービスの特徴と優位性
(6)財務計画と資金需要、使途
(7)タイムテーブル
(8)リスクファクター/問題点とその対策

実際に事業計画書を作成する際は、おおむね以下の流れに沿って
進めていきます。
(4)(5)→(6)→(8)→(7)→(1)(2)(3)

ここで重要なのは、各ステップは常にそれ以前のステップで検討
した内容との整合性を確認しながら進めていくということです。
場合によっては、計画全体の見直しを迫られる事態も頻発するかも
しれません。逆に、辻…

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12/11/25 09:46 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行
起業にあたって必要とされる「事業計画書」。本連載では3回に
わたって、何を・どの順番で考え、どう形にしていくか、その手順
や留意点について解説します。第1回は、事業計画書はなぜ必要か
について、解説します。

(1)誰のための「事業計画書」?

事業のスタートアップに欠かせないとされる「事業計画書」。
ですが実際には、融資審査などで必要に迫られて作成するケース
が多いのではないでしょうか。また世の中には、そうした審査を
クリアすることを目的とした事業計画書の書き方についてのセミナー
や書籍も数多く存在しているようです。
「審査のために仕方なく」というのはさすがに極端なケースですが、
多くの創業者が、事業計画書は「他人に事業を説明する」ための
ツールと認識しているこ…

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12/11/11 10:00 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行

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