経営お役立ちコラム
少子高齢化が進む中、人手不足が大きな問題となっています。その一方で高年齢者雇用安定法の改正や、年金制度への先行き不安から働き続けたいと考えるシニア層は増えており、その活用は中小企業にとっても重要な経営課題です。今回はシニア人材の採用と動機づけのために企業が必要な手立てについて考えてみます。

○働きやすい環境を整備する
まず採用のために必要なのは、高齢者が働きやすい勤務条件や環境の整備です。シニア人材の採用に成功している企業には、以下のような特徴があります。

■業務が細分化され短時間勤務が可能である
■身体に配慮した勤務環境が整っている
■作業依頼や指示方法が分かりやすい

具体例でみましょう。青果卸売業者A社(北海道)では、春~秋にかけて人手のかかる青果物の梱包・搬送作…

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18/09/30 21:00 | カテゴリー: | 投稿者:広報部 コラム 担当
国内食品産業は76.3兆円の巨大市場であるが、中小零細企業の割合は約98%と多く事業者数は90万を超える。日本の食を支える農業、食品製造業、卸売業、小売業のそれぞれのサプライチェーン別に課題や特徴を見ながら、事業的な魅力を見ていく。

◯共通する課題
人材不足と食の安全確保であり、特に人材不足は現在の事業の成長のみならず先にあげたように中小零細比率が高いこともあり事業承継が課題としてあがっている。食の安全確保については、2009年消費者庁の創設や消費者の関心の高まり、東京オリンピック・パラリンピックを契機としたHACCPの制度化(実質の義務化)は、2018年6月に改正食品衛生法が成立し2020年6月に施行され対応について課題となっている。厚生労働省、農水省を中心に無料セミナーが全国各地…

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18/08/31 21:00 | カテゴリー: | 投稿者:広報部 コラム 担当
経営課題に「人材不足」を挙げる中小企業経営者が増加している現在、各業務の生産性向上や新しく入社した従業員の早期戦力化がますます重要視されています。
従来の現場オペレーション研修は、文書化したマニュアルとOJT等による先輩従業員からの指導がほとんどでしたが、近年は「動画マニュアル」を作成する企業が増加しています。動画マニュアルにはこれまでの文書マニュアルにない数多くの利点が導入促進の理由となっています。

■動画マニュアルの利点

1. 文章・画像では伝えきれない情報を正確に伝達
質感や色の変化、音、作業のタイミングなど、文章や写真では伝わりにくい作業の細部を伝えられることが、動画マニュアルのもっともすぐれた点です。職人の技術は文章で表現しにくく伝承が難しいと言われていますが、動画…

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18/07/31 21:00 | カテゴリー: | 投稿者:広報部 コラム 担当
「知的資産経営[IAbM]エヴァンジェリスト育成実践コース」は6月16日(土)から城南支部において開講する専門分野エキスパート育成コースのひとつです。今回はこのコースに絡めて「知的資産経営」についてお話しします。

 

【知的資産とは】

「知的資産」が最も頻繁に受ける誤解は「知的財産」との混同です。1字しか違わないので大差ないと思うかもしれませんが、経営の視点から見るとまるで違った概念です。知的財産(以下知財)は法律で規定されているもので明確な基準があります。ここでは詳しい説明は省きますが、よく知られた特許権や商標権のほかに著作権なども含んだ11種類の知財が存在しています(特許庁ホームページ参照)。このうち特許庁が所管する特許権、実用新案権、意匠権および商標権の4つ…

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18/06/30 21:00 | カテゴリー: | 投稿者:広報部 コラム 担当
食品スーパー、食品メーカー、農業、漁業など、食品に携わる事業者のみなさまはこれからさまざまな問題に直面し、解決しなければないことが予想されます。HACCPの義務化、少子高齢化による消費の減少、担い手の不足、原料資源の枯渇などです。

先日、支援が決定した、ある水産加工メーカーの社長から、これからの水産業界は資源が枯渇していく。この中で生き残りをしていくにはどのようなことが必要かという質問をいただきました。加えて短期的な取引ではなく、長期的に継続していく取引をお願いしたいということも依頼されました。その時にこんなことを話した記憶があります。

御社の一番の売りの商品は地元産の水産物のこれですよね、この商品は、よりブランド力を高め、高く売りましょう。また、こちらは産地から冷凍で入ってくる…

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18/05/31 21:00 | カテゴリー: | 投稿者:広報部 コラム 担当
中小企業・小規模事業者の皆様は、様々な経営課題をお持ちかと思いますが、必ずと言っていいほど資金(金融)に関する問題に直面します。新たな事業に取り組む時にも、業績不振に陥った時にも、事業資金を安定的に確保できなければ、対応策が定まりません。

このたび城南支部では、「金融支援専門家育成コース(金融支援塾)」を開設しました。中小企業・小規模事業者の皆様の期待に一層応えられるように、金融支援に強い中小企業診断士の育成に力を入れて参ります。

今回、金融支援専門家について、(1)財務実態の把握、(2)資金繰り管理、(3)提供担保の評価の観点から紹介させて頂きます。ご質問等がありましたら、本ホームページの「お問い合わせ」をご活用ください。

 

1.財務実態の把握

経…

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18/04/30 21:00 | カテゴリー: | 投稿者:広報部 コラム 担当
2016年の中国の日本からの購入額(越境EC:国境を越えたオンライン上での商取引)は1兆366億円となり、中国から日本への旅行者の買い物総額(インバウンド購買)の7,832億円を超えました。
(データ引用:観光庁「訪日外国人消費動向調査」・経済産業省「平成28年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」)
今回重要度が増してきている越境ECを活用して、海外のB2C市場開拓を推進する上で押さえていただきたいポイントを、中国市場を例にして、マーケティングの4P(Product、Price、Place、Promotion)を踏まえて、ご紹介いたします。

(1)Product:ターゲット顧客と商品戦略
中国のホワイトカラーの平均賃金(月額)は年々上昇し…

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18/03/31 21:00 | カテゴリー: | 投稿者:広報部 コラム 担当
1.はじめに
 先月の前編では、「なぜ、世田谷区で増殖中なのか」、「商店街様が不得手な情報発信を診断士が側面サポート」などを中心にご紹介しました。今月の後編では、まちバルの成功継続を実現する「7つのメリット」と「7つの要件」について、具体的にご説明してまいります。

2.すべての関係者が享受できる「7つのメリット」
 まちバルが全国に広まった理由として、「得られるメリットが多い」ことが挙げられます。特に、お客様、参加店、商店街(あるいは各種組織)、まち・地域社会など多様なステークホルダーが、それぞれの立場ごとに「7つのメリット」を享受できるのです。運営側からすると、徒労感から達成感を味わえるイベントへの、自己犠牲のわだかまりから確かな効果を感じられるイベントへのパラダイムシフトなので…

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18/02/28 21:00 | カテゴリー: | 投稿者:広報部 コラム 担当
1.なぜ、世田谷区で増殖中なのか

「まちバル」とは、飲食店を中心にした食べ飲み歩きイベントです。商店街様により多少異なりますが、700円券5枚セットのチケットを3,500円程度で購入し、複数のお店を“ちょい飲み&つまみ食い”して、はしごするイベントといえます。平成27年2月13日に八幡山商福会商店街振興組合様でまちバルが開催されてからこれまで、世田谷区では20ヶ所の商店街(連合体を含む)様により計24回のまちバルが開催されてきました。世田谷区内で開催するまちバルが増えているのには3つの理由があります。

(1)店主様が取組みやすく、効果が見込める

まちバルは、自店で行うイベントであるため、お客様に直接、店の良さを伝えることができます。また、従来型イベントであると経営者様が店の…

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18/01/31 21:00 | カテゴリー: | 投稿者:広報部 コラム 担当
【誠意のある接客をすることは難しい】

顧客から「言葉で謝っていても誠意が感じられない」「誠意を見せてほしい」と言われることがあります。「誠意とは何か」簡単ではありますがポイントを書いておきます。

1.どのような相手に対しても緊張感をもって対応すること

まず、最初に接客対応する場合、年齢、性別、身なりなどで先入観を持って対応してはいけません。外見だけではどのような相手か全く分からないのだから、緊張感を持ち、真摯に対応するべきです。相手を見下した思いがあると、それは即座に態度となって現れ、相手に瞬時に伝わります。その時点で不信感が醸成されクレームの始まりとなるのです。

2.相手の話をよく聞くこと

商品クレーム、接客サービス、行政窓口での相談事など、お客様が来られた場…

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17/12/31 21:00 | カテゴリー: | 投稿者:広報部 コラム 担当

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