平成29年9月1日~30日の1か月間にわたり、会員部、青年部主催の城南支部アンケート調査にご協力下さり、誠にありがとうございます。お陰様で275名の皆様から回答を得ることができ、実に31.4%(城南支部会員数 875人)の回答割合となりました。今回得られたアンケート結果は城南支部運営に役立て、会員の皆様にフィードバックする予定です。
なお、今回のアンケート結果は、「城南支部会員アンケート結果(全体)」と「城南支部会員アンケート結果(独立・企業内、満足度別)」の2部構成といたしました。
今後とも、引き続き、宜しくお願いいたします。
詳しくは下記よりご覧ください。
≪分析概要≫ 回答者数275名、回答の中には複数選択を含む
1. 城南支部の満足度
指標としては、10点満点で5.55点であった。満足が不満足を上回る結果となった。
また、独立診断士(5.49点)および企業内診断士(5.62点)と回答者割合は、ほぼ同じであった。
(1) 満足度が高い会員の傾向
①城南支部の特徴
「城南コンサル塾が行われている」(105件)との回答が最も多く、「研究会活動が活発である」(77件)「小規模事業者等活性化事業が行われている」(59件)との回答も多くあり、『実践の城南』という活動の特徴が表れている。
②参加したことのあるイベントや取組・事業
「能力開発部主催セミナー」(122件)の回答が最も多く、次いで、「会員部主催イベント」(96件)、「城南コンサル塾」(73件)、「小規模事業者等活性化事業」(73件)と続き、「参加したことはない」(43件)という回答を大きく上回る結果となった。
③専門家データベースの登録状況
専門家データベースの登録は、登録済と登録希望を合わせて68.0%と、登録予定はない17.8%を大きく上回る結果となった。
(2) 満足度が低い会員の傾向
① 城南支部スタッフとして活動している部活動
「活動していない」が、168件(61.1%)の回答であり、その回答者では時間の制約などから「活動は考えていない」が64件で約4割を占める結果となった。
② 城南支部ホームページ、広報誌「診断」掲載・城南メルマガ・HPコラム
城南支部ホームページでは、「見たことがない」(1.8%)や「ほとんど見ない」(50.2%)を合わせると約半数となる結果となった。
③ 自由意見
「年配者が多く、若手が少ない」「体質が古い、閉鎖的」「縦社会」といった意見があった。
2. 城南支部に期待すること
(1) 回答結果
最も多いのは、「仕事の提供・あっせん」157件(57.1%)、「スキルアップの機会の提供」146件(53.1%)で、この両者が拮抗した回答となった。
次に「診断士の社会的認知度の向上」99件、「人脈構築ができる交流の場の提供」94件、「外部機関との連携」94件と続く結果となった。
(2) スキルアップの機会の提供
「コンサルタントして独立するための診断・営業スキル」86件と企業内診断士中心の回答が最も多く、「事業承継支援スキル」65件、「販路開拓支援スキル」64件と続く結果となった。
(3) 仕事の提供・あっせん
「事業計画策定」91件が最も多く、「創業」73件、「事業承継」72件と続く結果となった。
≪総評≫
1. 城南支部の特徴
(1) 城南コンサル塾、研究会活動、小規模事業者等活性化事業を評価する声が多く、『実践の城南』を表すアンケート結果 となった。また、独立診断士が企業内診断士より多く参加し、また、参加した会員の満足度は未参加の会員の満足度より概ね高かった。
(2) 専門家データベースの登録は、登録済と登録希望を合わせて約7割を占め、独立診断士や独立を展望している企業内診断士にとって重要なツールとなっている。ちなみに、独立および独立を考えている回答は、275名中258名に上り、資格を活かす独立志向が高い結果となった。
2. 城南支部の更なる満足度向上への対応
(1) 会員の実践能力の向上および活動機会の拡充
会員からは「スキルアップの機会の提供」(146件)という声も多くあり、自己のスキルを高めていきたいという志向が見て取れる。企業内診断士では、特に「実務従事ポイント獲得機会の提供」(52件)、「企業内診断士や若手診断士の活躍の場の提供」(46件)の要望が多い。研究会への希望や仕事への希望においては「事業承継」(研究会:12件、仕事:72件)が多く上がり、最近の中小企業を取り巻く環境を反映する結果となった。また、活動機会という点では、イベントやホームページを利用して、よりオープンでフラットな情報提供をしていくことが重要であると考える。
( 2) 中小企業等支援の推進
城南支部に期待することについて、「仕事の提供・あっせん」(157件)という回答が最も多く、今後、アンケート結果を反映する必要がある。
以上
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