1)幹事会からの連絡・近況シェア(田邊・清野会員)
・今年度の新規会員数について
→2021年5月10日時点における新規会員数:14名(新規を含めた正会員数:45名)
・新規勉強会チームの発足について
→新規会員を対象した勉強会チームを発足させます。対象者には別途ご案内します。
※勉強会チームはM&Aの経験が少ない会員が集まり毎月勉強会を開き、
M&Aについて知識を深め、その成果を定例会で発表することを目的にしています。
過去に2チームが結成され、それぞれ研究テーマを発表しました。
2)業種特化チームの発表
業種特化チームは、業界におけるM&A事例を研究しアウトプットすることを目的に結成されました。
(IT業界、印刷業界、広告業界、介護福祉業界、食品製造業界、電機業界、美容業界、ものづくり業界)
具体的には、統計データ収集・マッチングサイトの案件分析・実際にM&Aした人へのインタビュー・
ネット調査などを行い、業界内におけるM&Aのガイドライン(M&Aのときに注目すべき経営指標、
DDのポイント、買い手売り手に準備させる資料一覧など)を作成することをゴールとしています。
また、案件を見つけ実際にM&A業務に携わっていくことも計画しています。
【過去の発表実績】
2021年4月:印刷業界チーム、介護福祉業界チーム
本日は、下記の2チームから発表がありました。
(1)美容業界研究チーム(木下・富岡・伊藤・島岡会員)
研究チームのメンバーから下記の内容で発表がありました。
1.理美容業界の概況
2.各業種ごとの市場規模、M&Aの案件、ポイント
美容室、エステティックサロン、ホワイトニング、ネイルサロン
3.今後の展望
各業種のM&Aに関する単なる調査だけでなく、M&A経験がある会員からは具体的な事例や
M&Aのポイントの紹介があり、M&Aのリアルな話を聞くことができました。
また、本チームは、チームで実案件の受任&成約を目指すということで、
案件を取るために、美容商材のディーラーや金融機関に対する営業を強化し、
個人で営業するのと併せて、チームで組織的に営業することも視野にいれていくとのことでした。
そうした仲間を見つけ活動できることが、当研究会の良いところだと改めて感じました。
(2)食品製造業界研究チーム(柳瀬・大西・毛利会員)
研究チームのメンバーから下記の内容で発表がありました。
1.食品業界の概況
2.M&A仲介会社掲載企業(食品製造業)の分析
3.食品製造業M&Aの実態
4.食品製造業M&Aのトピックス
5.事例紹介 食品製造業のスモールM&A(2件)
食品製造業界の概況やトレンドを踏まえたうえで、M&Aの実態、売り手買い手のメリット
が紹介されました。特に買い手のポイントとして、2021年6月から「HACCP(ハサップ)」が
義務化されることから、買収先の製造工場が清潔で食の安全を守れる水準にあるかどうかが
重要になってくるとのことでした。
また、2つの事例が紹介されました。1事例は実際に企業にインタビューされていたことから、
非常にリアルな話を聞くことができました。もう1事例は、バリューチェーンの前後の企業を
相互補完という形でM&Aしている企業が紹介され、この事例が他の業種でも応用できないかと
その後の意見交換でも大いに盛り上がりました。
特定の会員からの発表や情報提供という形ではなく、
全員が主体的に参加することを前提にしている当研究会だからこその内容の濃い定例会となりました。
3)研究会の今後について
今後のスケジュールについて共有しました。
6月10日(木):業種特化チームの発表(電機業界、1チーム)
7月8日(木):業種特化チームの発表(チーム未定)
8月2日(月):テーマ未定
9月9日(木):テーマ未定
10月7日(木):テーマ未定
11月8日(月):テーマ未定
12月2日(木):テーマ未定
4)告知
今回は特にありません
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