一般社団法人　東京都中小企業診断士協会　城南支部

１．開催日時：10月7日（木）18:30～20:30

２．開催場所：オンライン会議（ZOOM）

３．参加者数：３４名

４．内容

１）事務局からの連絡・新入会員紹介／近況シェア（田邊代表・清野会員）

２）「事業承継・引継ぎ補助金」に関する情報提供（高橋（佑）・中村・木下・島岡会員）
　「事業承継・引継ぎ補助金」は、事業承継を契機として新しい取り組みを行う中小企業等及び
　事業再編、事業統合に伴う経営資源の引継ぎを行う中小企業等を支援する制度であり、
　我がスモールM&A研究会も注目している補助金です。　
　その「事業承継・引継ぎ補助金」について各メンバーから下記の内容で発表がありました。
　
　・高橋会員：「事業承継・引継ぎ補助金_専門家活用の概要」
　・中村会員：「事業承継・引継ぎ補助金_経営革新の概要」
　・木下会員：「専門家活用_採択事例紹介（建設業・飲食業）」
　・島岡会員：「経営革新_採択事例紹介（M&A型）」

　高橋・中村両会員からは「専門家活用」「経営革新」それぞれにおける申請時のポイントや
　留意点について、初めての人にも分かりやすい丁寧な説明がありました。
　また、木下会員から建設業・飲食業の専門家活用に関する採択事例の紹介があり、島岡会員からは
　採択事例とjGrants（補助金の電子申請システム）の入力画面についての説明がありました。
　
３）「M&A支援機関に係る登録制度」に関する情報提供（清野会員）　　
　中小企業が安心してM&Aに取り組める基盤を構築するため、「M&A支援機関に係る登録制度」が
　9月から開始されました。これについては、気になっていた会員も多かったようです。
　そこで、実際に登録をされた清野会員からM&A支援機関登録制度の概要と登録方法について
　発表してもらいました。
　次回の登録期間については来年度になるようですが、多くの会員がそこで登録する見込みです。
　
４）Ｍ＆Ａケーススタディ（柳瀬会員作成）
　複数の大手ネットモールで、主にアパレルの専門店を運営している事業者のケーススタディを
　グループワークで行いました。
　　・想定される買手像の検討
　　・想定した買手に対し、ノンネーム情報に加除できそうな項目を検討
　　・譲渡希望価格と参考価格の乖離に関する考察
　　・売手アドバイザーとして、どのように支援するか
　以上の項目について、グループごとにディスカッションを行い、意見交換しました。
　
　特定の会員からの発表や情報提供という形ではなく、
　全員が主体的に参加することを前提にしている当研究会だからこその内容の濃い定例会となりました。
　
５）研究会の今後について
今後のスケジュールについて共有しました。

11月8日（月）：業種特化チームの発表（建設業界）、事例紹介（宗教法人）
12月2日（木）：業種特化チームの発表、勉強会チームの発表
　
６）告知
今回は特にありません