各種報告
ブランド・クリエイティブ研究会研究会2024年6月

1)開催日時:2024年6月21日(金)

2)開催場所:オンライン(Zoom)

3)参加者数:6名

4)発表者:大谷、黒川、佐藤、出町、福田、松(五十音順、敬称略)

5)テーマ名:データのクリエイティブ(第10回)

6)テーマに関するコメント:

 今回は前回から引き続き年次報告書を中心に経営の表現(可視化)について理解を深める議論を行いました。
 ミンツバーグのモデルにおける「サイエンス」の「アート・クラフト」寄りの領域を探るための事例の調査です。

 具体的には、良品計画(無印良品)のアニュアルレポートやRIETI(独立行政法人経済産業研究所)の報告書における「データ」の可視化(クリエイティブ)を参考に、年次報告書、ホームページ等からデータビジュアライゼーション、インフォグラフィックの事例を各メンバーが収集、発表し、意見交換を行いました。

 議論を通して、年次報告書という名称は使われなくなった(総合報告書という名称になっている。おそらく北米Form 10-Kの影響と思われる)こと、報告書でのデータの表現は普通のデータビジュアライゼーションが主流な一方、食品メーカーはインフォグラフィック中心であること(おそらく消費者との距離が近いのが理由)、『日経統合報告書アワード』というものが存在すること、など総合報告書を構成する上での表現の傾向や手法に関する知見が得られました。

7)その他:

 次回(第11回)は、ミンツバーグのモデル「アート・クラフト・サイエンス」における、「アート」と「クラフト」の境界として「まちづくり(都市)のクリエイティブ」について、調査発表、議論します。

〈キーワード〉環境/生活/社会/都市機能等の可視化

24/07/03 14:17 | 投稿者:大谷将良

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