1)開催日時:2025年4月18日(金)
2)開催場所:オンライン(Zoom)
3)参加者数:3名 大谷、黒川、出町(五十音順、敬称略)
4)発表者:大谷、黒川(発表順、敬称略)
5)テーマ名:(経営における)アブダクション/ヒューリスティクス(第20回)
6)テーマに関するコメント:
①ミンツバーグのモデルとアブダクション、②アブダクションとは何か?、③事務局の報告
①については、ミンツバーグのモデル(アート・クラフト・サイエンス×10の役割)とアブダクションが関係する範囲を考察、議論、②は、アブダクションという概念を深く掘り下げ、身近な書籍から関連するトピックを取り上げ、「ことば(概念)」の理解を深め、議論。③は総会の決議事項の確認等を行なった。
7)まとめ:
「感情、感性、直感」と関わりが深い「アブダクション(またはヒューリスティクス)」の議論において、アブダクションとヒューリスティクスの境界の認識を明確化し、経営における意思決定プロセスにそれぞれがどのように作用・機能するかを可視化することができた。結論として、アブダクションは推論の手法(論理学)の領域であり、ヒューリスティクスは選択の科学の領域であること、そしてそれらを組み合わせたプロセスが経営の意思決定に意識的あるいは無意識的に作用していることが理解された。また、この2つの概念はデザイン思考に深く関係しているだろうことが議論を通じて確認された。
〈キーワード〉アブダクション/ヒューリスティクス
〈リファレンス〉考える技術・書く技術/論理的思考とは何か/学力喪失
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