一般社団法人　東京都中小企業診断士協会　城南支部

１２月５日（土）、毎年恒例の会員部主催「企業内診断士フォーラム」が開催され、３０名の中小企業診断士が参加しました。

今回は初めてのオンライン開催、私は東南アジアのブルネイから参加致しました。

第一部の基調講演では、マーケティングコンサルタントの福山誠一郎氏が登壇されました。福山氏はご自身のプロジェクトマネジメント経験を基に、著書「すごいテレワーク～アイデア&成果を２倍にする方法」を上梓され、タスク管理の重要性を説いておられます。

講演の中でも、テレワークで実績を上げるためのタスク管理を、家庭において「肉じゃが」を作る、という身近な事例でわかりやすく解説していただきました。また、従来は顧客より上司など社内を意識した仕事になりがちだが、テレワーク普及で顧客と同じ目線で業務が推進できるという指摘にも頷かされました。

第二部では福山氏の講演を受けて、３～４名のワークショップで、講演で印象に残ったことを共有し合いましたが、タスク明確化などテレワークならではの課題にも気づきました。

今回のオンライン開催により、海外や、他の地方からも参加があり、日本国内の資格である中小企業診断士もいよいよ国境を越える新時代になったことを改めて感じる半日でした。

中央支部　安田　雅哉（ブルネイ在住）