一般社団法人　東京都中小企業診断士協会　城南支部

【日　時】8/10（火） 18:45 ～ 21:00

【場　所】Web会議 開催

【参加者】15名

【テーマ】中小企業の事業再生（405事業）について

【発表者】溝口哲夫 会員

【討議内容】

認定支援機関の役割と登録方法、業務内容の解説していただいたあと、実際の経営改善計画策定支援について、実体験を踏まえて解説していただきました。時間の都合で足早にはなりましたが、重要点やどのようなスキルが必要かなど、分かりやすい説明でした。診断士と405事業は本質的には相性の良い業務であることを理解しました。一方で、幅広い策定要件や複数の銀行に対して、緻密かつ説得性のある計画策定が必要であり、事業計画はともかく財務に強いパートナーと組むことも検討すべきというのが、参加者の一致した感想でした。

また、多くの方は405事業の受注ルートに関心がありました。現状は金融機関がトリガーとなるケースが多く、提携診断士会支部や診断士会などを通して信頼のおける診断士が指名（応募の上指名）という流れが多いようです。そういう意味で、機会を見て診断士会などの診断業務やアドバイス業務を受けて実力を磨くとともに、金融機関も含めて周囲に、ご自身のスキルを認知してもらっておくことも必要ですね。