各種報告
スモールM&A研究会 2021年12月開催報告

1.開催日時:12月2日(木)18:30~20:30

2.開催場所:オンライン会議(ZOOM)

3.参加者数:33名

4.内容

1)事務局からの連絡・新入会員紹介/近況シェア(田邊代表・木下会員)

・当研究会の説明:田邊代表
 本日は、城南支部が新入会員向けに実施している「チューター制度」の一環で、
 スポット参加の方が多かったため、その方々に向け田邊代表から当研究会について説明がありました。

2)業種特化チーム(※)の発表
 本日は、下記のチームから発表がありました。

IT業界研究チーム(浜谷・井谷・清野会員)
 『IT業界 M&Aの成功パターン』
  1.浜谷会員:「IT業界の動向」
  2.井谷会員:「M&Aの動向」
  3.清野会員:「診断士としての関わり方」 

 IT業界に詳しくないメンバーもいるため、まずは業界の概要・課題が詳しく説明され、続いて
バトンズ掲載案件を中心に売り案件のトレンド紹介がありました。それらを踏まえ、実際にあった
M&Aの事例説明が数パターンあり、最後に診断士としての関わり方の考察がありました。
内容もさることながら、スライドのまとめ方もとても素晴らしく、そちらでも非常に勉強になりました。

3)勉強会チーム(※)の発表(鈴木・大島・中村・谷口会員)
 メンバーから下記の内容で発表がありました。
 
『新設「中小PMIガイドライン(仮称)」について』
 1.鈴木会員:「中小PMIガイドライン(仮称)について」
 2.大島会員:「PMIとは ~(大企業等の)PMIの場合 ~ 」
 3.中村会員:「中小PMIガイドライン(仮称)策定における論点①②」
 4.谷口会員:「中小PMIガイドライン(仮称)策定における論点③④」
  
 中小企業庁「中小PMIガイドライン(仮称)」策定小委員会の資料から、求められる中小企業の
PMIの在り方と支援者の役割とを読み解き、私たちの中小M&A支援実践の確度と効果を高めるための
参考にするという趣旨で発表がありました。また、中小企業庁による「中小PMIガイドライン(仮称)」
が近い将来に出されることを踏まえ、
・中小企業診断士が特に力を発揮しやすい領域(他士業やM&A仲介業者と差別化できる領域)
・顧客開拓にあたり、どのような仕掛けをしていくべきか
というテーマで意見交換を行いました。PMIに特化した発表は初めてだったこともあり、意見交換は
いつも以上に盛り上がったように思います。

 
特定の会員からの発表や情報提供という形ではなく、
全員が主体的に参加することを前提にしている当研究会だからこその、内容の濃い定例会となりました。
 
4)研究会の今後について
今後のスケジュールについて共有しました。

1月6日(木):内容未定
2月3日(木):内容未定
3月3日(木):内容未定
 
5)告知
今回は特にありません
 
(※)「業種特化チーム」
 業種特化チームは、業界におけるM&A事例を研究しアウトプットすることを目的に結成されました。
(IT業界、印刷業界、広告業界、介護福祉業界、食品製造業界、電機業界、美容業界、etc.)
 また、案件を見つけ、実際にM&A業務に携わっていくことも計画しています。

 【過去の発表実績】
  2021年4月:印刷業界チーム、介護福祉業界チーム
  2021年5月:美容業界チーム、食品製造業界チーム
  2021年6月:電機業界チーム
  2021年9月:広告業界チーム
  2021年11月:建設業界チーム

(※)「勉強会チーム」
 勉強会チームはM&Aの経験が少ない会員が毎月集まって勉強会を開き、
 M&Aについて知識を深めていくことを目的に結成されました。
 チームごとにM&Aの1テーマについて研究・発表してもらっています。

21/12/02 19:38 | 投稿者:伊藤 一彦

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