各種報告
日曜日の午前の優雅で知的なひと時「オンライン対話型アート鑑賞」

7月11日、城南支部会員部主催で、絵を見て話す「オンライン対話型アート鑑賞」が開催されました。昨年秋に好評だったため、会員部としては、はじめての継続企画になったとのこと。

「対話型アート鑑賞」(Visual Thinking Strategies)について簡単なレクシャーを受けた後に、東京都美術館×東京藝術大学の「とびらプロジェクト」を卒業された上田紗智子さん、臼井清さん、大川よしえさん、濱野かほるさんの4人のファシリテータの方に導かれて、20名が4グループにわかれて、1つの作品を見て、15分にわたってお互いに感じたことを伝えあいます。これを3作品についてグループ替えをし、繰り返しました。

私も美術館によく出かけますが、1作品に15分向きあうことはありません。今まで何度も見た北斎やルソーの作品にこんなことが描いてあったのかと新鮮な発見があります。また、数名の方と一緒に感想を述べあうと、確かにこんな視点もあるのかと気付かされます。日曜日の午前の時間を優雅で知的に過ごすことができました。

終了後の交流タイムでは、4人のファシリテータの方の多彩な活動の他、認知症の方も参加して楽しめる対話型アート鑑賞の活動もあると伺い、その凄いチカラに興味を覚えました。なお、ファシリテータの方は、今回の3作品をパブリックドメインのあるメトロポリタン美術館等のWEBサイトから探されたとのこと。

(城南支部 黒川 章)

 

 

21/07/27 20:03 | 投稿者:会員部

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