各種報告
城南支部 能力開発推進部セミナー 「小規模事業者の経営改善支援〜経営改善計画(簡易版)の策定支援の事例〜」開催報告

12月2日(木)、城南支部能力開発推進部主催のオンラインセミナー、城南支部所属の河野修身会員による「小規模事業者の経営改善支援〜経営改善計画(簡易版)の策定支援の事例〜」を受講しました。
 内容は、「専門家派遣による経営改善計画(暫定リスケ版)策定支援」を中心として、当該計画の位置付け・内容、そして経営改善計画策定後の支援(民民契約)までのステップについて、講師の事例を交えて具体的な説明がありました。
 セミナー全体を通して、講師の様々な手法が紹介されました。経営者インタビューの録音・書き起こし、ホワイトボードシートを使ったディスカッション等。経営者に窮境原因と課題解決の施策を気付いていただく(時には誘導)ための実務上の工夫が、散りばめられていました。そして、事業経営に対するリスペクト(これまで事業を継続できた=強み)の重要性を、私自身気付かされました。
 セミナーを受講して、イソップ寓話の「北風と太陽」を想起しました。経営者に窮境原因を気付いていただく作業は、 北風ではなく実は太陽であると。そして、これは中小企業診断士の業務の根本原則ではないかとの思いに至り、大変有意義なセミナーでした。

城南支部 中村久雄 h-nak@spn6.speednet.ne.jp

22/01/16 11:42 | 投稿者:橋本良一

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