3月3日(水)城南支部能力開発推進部主催「事業再生の実務を知るセミナー」を中小企業診断士塚平和実会員にZOOMによるオンラインでお話いただきました。オンライン開催であったこともあり、参加者169名と大盛況となり、事業再生への関心の高さがうかがえました。
ホテル・旅館、流通業、製造業など幅広い業種の事業再生支援実績を持つ塚平会員より、中小企業事業再生の全体像、流れから特に事業デューデリジェンスの実務をこれまでのご経験を踏まえて詳細にお話しいただきました。通常半年か1年程度、長くて1年以上もかかる事業デューデリジェンスにおいては、①論理的思考力、②仮説検証力、③エクセルの分析スキル、④コミュニケーション能力、⑤忍耐力、胆力が中小企業診断士のスキルとして求められるとのこと。特に、事業デューデリジェンスの事前準備段階での対象企業の窮境要因の仮説立て、初期段階での窮境企業の調査・分析における膨大な資料分析が後続の実務に非常に重要であると感じました、
事業再生実務の大変さを知るとともに再生計画完成後には大きな達成感があるとのお言葉もあり、その魅力を感じた内容でした。
(城南支部 栗原 克之)
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