経営お役立ちコラム
中小企業経営
第1回、第2回目のコラムで格付会社が提供する格付の概要と、
格付を取得した際のメリットなどについて紹介してきました。

最終回(第3回目)となる今回のコラムでは、R&I中堅企業格付
を例に具体的な格付の取得方法について記載します。
実際に取得を考えられる中小企業にとって本コラムが良い道しるべ
になれば幸いです。

(1)申し込み受付窓口は、R&Iの提携金融機関

格付の取得をしたいと思ったらまずは、R&Iの提携金融機関
(具体的な提携金融機関については第2回目のコラムを参照ください。)
に問い合わせをしてください。申し込みは、提携金融機関経由で
R&Iへ申し込みをすることになります。
日ごろ付き合いのある金融機関が提携金融機関の場合…

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11/12/05 00:16 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行
前回は、中小企業向け格付サービスがスタートしていることを
紹介致しました。 今回は、もう少し具体的に、「中小企業者向け
格付を取得して何か意味があるの?」という点と、「各格付会社は
どのような内容のサービスを提供しているの?」という点について
ご紹介致します。

1.中小企業者が格付を取得するメリット

中小企業白書によると起業後の課題は、(1)質の高い人材の確保、
(2)資金調達、(3)販売先の確保の順となっています。この
ような課題は、上場をすれば解決できる可能性が高いのですが、
上場すると、課題解決と引き換えに、内部管理強化によるコストの
負担増加や、不本意な買収にあう可能性が出てくる等のデメリット
が出てきます。 上場という手段以外で、(1)~(3)のような…

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11/11/21 01:43 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行
1.そもそも「格付」って何?

格付と聞いて、「日本国債が格下だとかいうニュースを耳にした
ことはあるけど、まぁ中小企業には直接関係ないんじゃないの?」
というイメージをお持ちではないでしょうか?それもそのはずです。
日本全国に200万社を超える株式会社がある中、格付を取得して
いる会社は700社弱しかありません。しかもいずれも有名な大企業
ばかりです。格付を取得している会社はほんの一握りに過ぎないと
言えます。「格付なんて良く知らない」というのが一般的な認識か
と思います。

格付は、元本や利息の支払いが契約通りに行われないリスクを
簡単な符号・記号(AAAやAA等)として表現するものです。
この符号は信用リスクを考える上での共通言語的な役割を
担っています。中…

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11/11/07 04:22 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行
「商いの基は商品なり」この言葉は本社から出向してある会社の
社長となり、一世を風靡するまで有名にしたパンチェーン店の社長
の言葉です。

その社長が私ども小売業の社長を兼務していた時に常に言われて
いた言葉です。最初はどういう意味かよく分かりませんでしたが、
毎週毎週、会議でお話を聞き、また、売場で実行していく中で徐々
にですが理解できるようになりました。口で言うのは簡単ですが、
なかなか行動に移すには難しいですね。

小売業を営んでいく中でやらなければならないこと、また、同業
他社の様子から流れに乗り遅れまいとやっていること、すべきこと
が多すぎて何からすべきか、よく分からない、となっていませんか?
売場は清掃が行き届き清潔感があるか、商品はきちんと並べられて


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11/09/12 06:03 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行
小売業におけるクレームは、商品上のクレーム、接客応対上の
クレーム、店内におけるパブリックスペースで発生したクレームの
3種類に分類できますでしょうか。いずれにおきましてもクレーム
を受けるのは嫌なものです。書店に行きクレームに関する書籍を
探しますと、そのほとんどは「クレームは情報の宝庫」や「クレーム
で売り上げを伸ばす」などクレームを前向きにとらえ商売に活かす、
的な内容が多く見受けられます。本当にそれだけでしょうか?

これからお話することは私がある大規模小売店の店頭に立ち、
あるいはお客様相談室長として様々なクレームを受けてきた立場から
クレームの実態と、適切に対処するには何が必要かを私なりに感じた
ことをお話ししていきたいと思います。

●クレーム対応の基…

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11/08/29 06:39 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行
毎日努力されている経営者の皆様に、経営に役に立つ事例を
お届けします。これにより、気づきをされて、貴社の経営に
いくらかでも貢献できれば筆者の望外の喜びです。

D社は、社員11名の創立35年を迎えた輸入雑貨販売業です。
今までの売上総額は、不況の影響もあって年毎に減少して、
利益も減少していました。社長が交代し、「一度、ご相談したい」
とのことで、店舗にお伺いしました。

過去の売上表を見ると、年々減少しており、減少した粗利の額で
固定費の大部分の経費をやっと賄っている状態でした。売上の中味
をお尋ねすると、毎年春季が多い月別売上表が出てきました。売上
は大別して代理店経由と店頭売りがあるとのことです。販売経路別
の売上を求めたところ、次回訪問までに作成することに…

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11/03/07 03:02 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行
高齢の経営者に代わる若い後継者を決めて事業を承継し、会社を継続・発展させることは、会社という独立した事業法人の観点からは中長期経営計画といえる。

株主の持分が分散しているため経営権をもって会社を支配する特定の株主がいない上場企業では、所有と経営は分離している。このような上場企業ではゴーイング・コンサーン(継続企業)が前提となっており、事業を途中で清算することなく、将来にわたって無期限に事業を継続することが原則である。経営者の若返りは、事業を永久に継続させるためのプロセスであり、中長期経営計画の一環と考えられる。

一方、中小企業ではオーナー経営者が会社を支配し、所有と経営は一致している。しかし、従業員の雇用、取引先の商取引の維持、顧客の要望などから、多くのオーナー経営者は引退後も事…

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10/06/17 23:23 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行
M&A(企業の合併・買収)は上場している大企業が行う経営戦略
で、未上場企業である中小企業にとってはなじみが薄いイメージが
ある。
しかし近年、中小企業が関連するM&Aの件数は増加し、事業承
継の方法の一つとして定着してきている。

従業員の雇用の維持や取引先の仕事の確保のため事業を継続させ
る必要があるが、オーナー経営者の事業を引き継ぐ後継者が、子息
・子女、親族、社内外の人材にいないことがある。
こうした場合に、事業全体を他の会社に売却し、経営を委ねるこ
とがある。この場合のM&Aは、敵対的に他社に買収されるのでは
なく、自らすすんで買収先を探し、買収してもらうのである。買収
する企業側にとっては、事業を創業から育て拡大する必要がなく既
にできあがった事業を購入…

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10/05/20 13:22 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行
オーナー経営者の子息・子女や、子息・子女以外の親族が事業の
後継者にならない場合、事業を継続するため、会社内の番頭格の人
材が事業を承継することがある。また、まれではあるが取引先や金
融機関から来てもらった社外の人材が後継者になる場合もある。
このような事業承継の方法における留意点として、次のことがあ
げられる。

1.
社内や外部の親族でない者へ事業を承継する場合は、親族内の承
継以上に、現在の経営者と後継者の意思を確認することが重要であ
る。
後継者本人に事業を継続・発展させる実践的な経営の力量が備
わっていることが前提ではあるが、事業を後継者に引き継がせると
いう現経営者の意思以上に、後継者が事業を承継するにあたっての
さまざまな状況を十分に理解したうえで、…

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10/04/20 12:58 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行
中小企業のオーナー経営者の後継者は、一般に自社株式や事業用
資産の法定相続人である子息・子女である。
オーナー経営者に複数の子供がいる場合は、子供のなかから後継
者を一人決めることになる。そして、その後継者に会社の経営権が
承継されるよう、遺言によって自社株式や事業用資産を集中して遺
贈することになる。

しかし、後継者以外の法定相続人にも相続する権利があるため、
相応の対応を配慮しなくてはならない。
先代のオーナー経営者の遺産は、高額な評価価額となる自社株式
や事業用資産であることが多いため、その対応を誤ると、会社の経
営権をめぐって親族内の「お家騒動」に発展することがある。
親族内で事業承継した後継者の約8%は相続に際して何らかのト
ラブルを経験している、という…

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10/04/08 13:57 | カテゴリー: | 投稿者:椎木忠行

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