経営お役立ちコラム
経営のヒント!
◆1◆メディアで見聞きする「ダイバーシティ」

出勤前の支度をする慌ただしい朝、TVニュースからSDGsの解説が流れその説明に「ダイバーシティ」が多く使われていました。

NHKのインビューに蟹江憲史教授<sup><a href="#no1">注1</a></sup>は、“SDGsの17の目標の中には、「ダイバーシティ」という目標はありませんが、SDGs全体に通じる「誰一人取り残さない」という理念や、目標5「ジェンダー平等を実現しよう」や目標17「パートナーシップで目標を実現しよう」など、SDGsの考えのベースには“多様性の尊重”があるため、「ダイバーシティ」という言葉を数多く用いて説明しているのです”と解説しています。

また電車やバスで移動中、スマホでWebニュースのお知らせ…

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22/06/30 21:00 | カテゴリー:, , ,  | 投稿者:広報部 コラム 担当
■1.CVRを高めるためのターゲット設定

前コラムでは、HP・LPへアクセス数を集めるための施策について触れたが、アクセス数を集める前段階で取り組んでおくべきことがある。ターゲット設定とターゲットに刺さるHP・LPのコンテンツ制作である。ターゲット設定についてはWeb上のデータだけでなく、オフライン情報も活用できる。例えば、自社商材の購入履歴を確認し、年齢・地域・性別等に偏りがないか分析することで、自社商材を購入する可能性が高い層を導き出すのだ。分析の結果、データに基づいて自社商材を購入する可能性が高いと思われる仮想ターゲットを組み立て、ターゲットに刺さる要素をHP・LPに盛り込んでいく。

データに基づいてターゲットを設定せず、HP・LPのコンテンツをおざなりにしてしまった場合、…

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22/05/31 21:00 | カテゴリー:, , ,  | 投稿者:広報部 コラム 担当
■1.Web集客には流入チャネルの多様化が必要
前コラムで触れたようにSEO対策はWeb集客を行う上での基本的な施策の一つである。Web集客の効率性を高めるには、SEO対策だけでなく、複数の流入チャネルを持つことが重要だ。Web集客を成功させるための考え方として、「アクセス数」×「購入率」があるが、多様な流入チャネルを確立することで、「アクセス数」の増加が期待できる。本コラムでは、「アクセス数」を増加させるための具体的な手法について触れる。

■2.SNS活用を活用したマルチチャネルの確立
「アクセス数」を増加させるための施策の一つがSNS活用だ。昨今、ビジネスシーンにおけるSNS活用は重要性を増しており、飲食店などはSNSだけで集客を成立させられるほどだ。SNSにはInstagra…

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22/04/30 08:00 | カテゴリー:, , ,  | 投稿者:広報部 コラム 担当
■1.中小企業におけるWeb活用
Web活用はビジネスにおける集客プロセスに特に大きなインパクトを与える。
特に中小企業においては業績を激的に変化させる可能性を含んでいる。
それでは、Web活用ができるとビジネスにどのような変化が起きるのか?
ここでは3つのポイントにまとめる。

 

①集客効率の向上
Web活用されていなかった時代において、新規顧客を開拓するにはテレアポや飛び込み営業など1対1でのコミュニケーションが主だった。これに対してWebでは1対多でコミュニケーションを図ることができるため、情報を多くの人に一気に伝えることができる。

また、Webではターゲットが住んでいる地域や年齢層、性別など詳細な属性情報を特定した広告が可能だ。さらに広告からどれ…

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22/03/31 09:00 | カテゴリー:, , ,  | 投稿者:広報部 コラム 担当
中小企業が最も迅速に海外に進出する方法として、同業種の撤退希望企業を土地、建物、設備、主要スタッフを引継ぎ、買収代金を一括で支払う『居抜き』で買収するという方法があります。いち早く海外進出をした部品供給先の企業から、一日も早く現地での供給をするようにと依頼された場合等がそのケースに該当します。

今回は、海外企業の居抜き買収のメリットとそのリスクについてインドネシア進出の事例をもとにご紹介します。『居抜き』買収は、リスクの事前チェック等、中小企業診断士をはじめとする専門家との十分な事前打ち合わせが必要です。

■「居抜き買収」のメリットとリスク
<メリット>
・供給先企業の要請に速やかに対応。
・土地/建物の価格設定を変えることで不動産取得税を節税。
・幹部社員はじめ現地人社…

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22/02/28 21:00 | カテゴリー:, ,  | 投稿者:広報部 コラム 担当
1.はじめに
事業再構築補助金第4回、ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金第9次締切分から、申請する事業計画書を作成する際に経営デザインシートを利用することを進めています。

2018年5月に内閣府が公表したその経営デザインシートについて、その内容と活用する場面を考えてみたいと思います。

2.経営デザインシートとは
■ひとことでいうと

将来を構想するための思考補助ツール(フレームワーク)

■100文字で言うと

環境変化に耐え抜き持続的成長をするために、自社や事業の

(A) 存在意義を意識した上で、

(B) 「これまで」を把握し、

(C) 長期的な視点で「これから」の在りたい姿を構想

(D) それに向けて今から何をすべきか戦略を…

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22/01/31 21:00 | カテゴリー: | 投稿者:広報部 コラム 担当
新1万円札への採用から2021年のNHK大河ドラマまで、昨今の衆目が高まる澁澤栄一。本稿では澁澤自身と著書「論語と算盤」から企業経営への示唆を求めてみたい。

 

1.論語と算盤

論語は、言わずと知れた孔子の言行の記録書で、儒教的道徳を説く。一方、算盤は金儲けを象徴し、一般には相容れない概念で、澁澤自身も「甚だ遠く」と評している。同時に澁澤は「甚だ近い」とも言い、続けて「利殖と仁義道徳は元来、共に進む」と説いている。つまり論語「か」算盤の二者択一ではなく、論語「と」算盤のどちらも犠牲にせず融合して「二兎を追う」挑戦をしたのである。このESGやSDGsに通じるコンセプトは当時独創的であったが、現代では広く支持されつつある。昨今の澁澤ブームには、社会が志向する方向が、澁…

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21/12/31 21:00 | カテゴリー:, ,  | 投稿者:広報部 コラム 担当
みなさんは音声入力を使っていますか。 私の周りで使っている人はあまり見かけません。もしかしたら人前で使わないだけなのかもしれません。

私も以前は使っていませんでした。また、スマートフォンのフリック入力が苦手で、メールの返信などに時間がかかっていました。そのためスマホは主として出力装置として見るだけで、メールを返信するのは後からパソコンで行っていました。

音声入力を使うようになったきっかけは、野口悠紀雄氏の「話すだけで書ける究極の文章法」(2016年5月 講談社刊)という本を読んで触発されたことです。試しに使ってみると意外と便利なことがわかりました。認識もかなり高く、少し早口に喋っても認識されます。特にスマートフォンで使うと、苦手なフリック入力の代わりに音声入力できるので、スマホの…

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21/11/30 21:00 | カテゴリー:,  | 投稿者:広報部 コラム 担当
第2回では、人づくり(人財開発)についてお話をしました。人づくりは、一朝一夕にできるものではありません。したがって、経営者は、社員の失敗に対してダメ出しをするのではなく、社員を信頼して見守るスタンス、心の余裕(懐の深さ)が必要です。失敗が許される心理的安全性(注)を担保した組織をつくることも経営者の役割の一つです。

組織づくり(組織開発)の目標は、多様な価値観を持ち経験や能力の違いがある社員を受け入れて、社員一人ひとりの可能性を最大化することです。たとえて言えば、ラクビ―日本代表のような「ワンチーム」になることです。

キャリア自律の話をすると、社員が目覚めて転職してしまうのではないかと心配する経営者がいます。そこには、社員を組織に囲い込み、コントロールしようとする意識が根底にある…

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21/10/31 21:00 | カテゴリー:,  | 投稿者:広報部 コラム 担当
新型コロナウイルス感染症への対応の中、アフターコロナに向けて経営にも分水嶺(物事の方向性が決まる分かれ目)があると思います。これは、どの方向に向かっていくのか、社運をかけた意思決定になると言っても過言ではありません。

第1回では、その方向性について、経営の舵取りを人的資本経営に大きく転換すべきであると提言をしました。

第2回では、人的資本経営を実践するために必要な人づくり(人財開発)について、具体的な方法についてお話をします。

第1回と同様に、人的資本経営を意識した時は、人財と表記し、一般的な言葉として使う人材とは対照的に使い分けています。

 

(1)人材マネジメントの課題

人財開発は、人材マネジメントの中核に位置づけられます。初めに、人材マネジ…

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21/09/30 21:00 | カテゴリー: | 投稿者:広報部 コラム 担当

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