経営お役立ちコラム
社内に広げよう健康の輪 『健康経営』にチャレンジ!~中性脂肪値3500が2か月で90になった~

経営者にとって最も大切な経営資源は、ご自身そして従業員の健康です。心身共に健康であれば、モチベーション向上・能率アップ・的確な意思決定等、経営にとってプラスに作用しますし、逆に体調不良や過剰なストレスがあれば、通常業務にも支障を来たすことが懸念されます。『健康経営』即ち『従業員の心身の健康を企業の競争力の源泉と捉え、企業として戦略的かつ積極的に従業員の健康増進に取り組むこと』が最近注目されています。貴社の今年の新しい経営目標に加えられては如何でしょうか。

『健康経営』は、生産性のアップ、医療費等のコスト削減、企業イメージ向上、従業員定着率の向上等多くのメリットがあり、追加コストもかかりません。また、だれもが関心の深い健康管理を経営目標に取り入れることで、共通の話題となり社内コミュニケーションの改善にも繋がります。

経営者として具体的に『健康経営』をどのように経営目標に組み入れて、その効果を実感できるのか?そこで、理想主義ではなく明日から開始できる具体的な方法をご提案します。副題の通り、小生は恥ずかしながら大不摂生が祟り、血液検査結果が昨年超異常値となりましたが、以下にご紹介するチャレンジ2-4に必死で取り組む事によりわずか2か月で奇跡的な回復を果たしました。但しその内容は、どなたでもすぐに実践できるものです。是非明日からトライしてみてください。

チャレンジ1は、『健康経営』の率先垂範です。まず経営者自ら健康管理に取り組むことを従業員の前で宣言します。その内容と日々の進捗を従業員に昼食時・雑談時・飲み会等を通じて肩肘張らずに報告します。経営者自らが行動をおこし発信を継続することにより社内で『健康経営』の流れを作り、それを従業員へと少しずつ拡大していきます。このプロセスを通じて、経営者と従業員との心理的な距離がぐっと近づき、健康管理以外のコミュニケーションも増加していくことは副次的な効果です。

チャレンジ2は、運動です。汗をかくランニング等の有酸素運動、簡単な腕立て伏せ・腹筋・背筋等の筋トレ、ストレッチ・ヨガ等の柔軟体操の三種類をお薦めします。特に有酸素運動は体の余分な脂肪を燃やし、老廃物の排出を促し、ストレス発散にも繋がるので是非取り入れてください。一駅分歩く、目の前の階段を上る、昼休みに散歩する等の一つ一つの積み重ねが大きな成果となります。逆にいきなり急激な運動を始めると故障の原因となりますので要注意です。毎日楽しく無理なく質・量を充実させていくことが長続きの秘訣です。

チャレンジ3は食事です。小生はこのようなメニューでした。朝食はリンゴ、青汁入り成分無調整豆乳、シジミ汁。昼食は手作り弁当で、弁米に小魚・きのこ・海藻・ゴボウ・生姜・豆等を加えた炊き込みご飯に、サバ水煮缶(味噌煮は糖分が高くお薦めできません)と納豆です。夕食は昼食とほぼ同じですが、キムチ等の発酵食品、焼き魚・刺身、野菜を食べます。炊き込み玄米といっても、上記具材を適当に炊飯器に入れ、水加減を調整して、後は醤油・味醂・ゴマ油等を適当に入れるだけで、不思議に美味しく出来上がります。外食時も少しでも野菜や良質なタンパク質、ビタミン・ミネラル等を摂取することを意識してください。上記運動と食事で、快便快眠そして爽やかな朝があなたを待っています。

チャレンジ4はストレス軽減のための気分転換です。短時間でもご自分の好きなことに没頭して嫌なことをすべて忘れ、瞬間的にでも完全に心を空っぽにします。小生の場合は早起きランニングがとても効果がありました。

経営者の皆様も明日からチャレンジ1~4の出来ることから始めませんか。チャレンジ内容を毎日メモして、体重や走行距離等をグラフ化すると励みにもなり、楽しみが増えます。従業員の皆様も巻き込んで、社内に新しい健康の輪を広げませんか。

佐藤 勝裕

16/01/31 21:00 | カテゴリー: | 投稿者:広報部 コラム 担当

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