◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  経営ねっとわーくマガジン − 中小企業診断協会 東京支部 城南支会発行                                 第31刊 ____________________________________  今月の目次 (特集) 診断士が書く旅行記      〜ウズベキスタン中小企業経済改革促進支援事業の想い出〜 (常設) 城南支会HP情報 : リンク先追加等 (常設) 編集後記 : 来月から特集組む予定です ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ____________________________________ (特集) 診断士が書く旅行記      〜ウズベキスタン中小企業経済改革促進支援事業の想い出〜  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                             担当:平田明良  ウズベキスタンは中央アジアの国であり、旧ソ連(共産圏)に属していたが、 ソ連崩壊後独立共和国に生まれ変わった。ウズベキスタンはアフガニスタンと国 境を接し、アフガン戦争の時はアメリカ軍の前線基地として大変だったらしい。  またサマルカンドはシルクロードのオアシス町であった。日本との係わりは非 常に少ないが、同国の大統領、首相が交互に日本を訪ね、投資を、日本企業の進 出を求めている。森前首相もアフガン戦争に前後して、先方を訪ね、経済協力を 約束している。  近代産業の遅れはあるもののウズベクスタンには豊富なエネルギー(天然ガ ス、石油)があり、綿花、羊毛があり、世界で二番目の金の埋蔵量があると聞い た。  筆者が関西空港から同国の首都タシケントへ飛んだ日は、ウズベキスタン航 空・直行便が開設された第一便(2001/4/28)であったのも印象的であ った。タシケントには沢山の見所があるが、ナボイオペラ劇場は第二次大戦の際 にソ連に抑留された日本人が修復したそうであり、記念碑があった。  2001年5月JETROさんの指示により、中小企業指導専門家として、同 国へ派遣された。今回のウズベキスタンの訪問の目的は旧国営企業の民営化の推 進に貢献することであった。そのために政府関係者・中小企業の経営者を対象と したセミナーの実施、現地中小企業の訪問による経営能力の把握と各企業に対す る経営管理、マーケティング、技術指導の実施であった。  セミナーは現地の対外経済産業省の大会議室に83人の政府関係者と経営者が 集まって開かれた。イスラムの国であるから、コーランの朗読で始まり、イスラ ムホジャエフ次官のご挨拶、中山恭子大使(北朝鮮拉致被害者の相談役を果たし ている中山参与です)の現地中小企業支援の日本の役割についてのお話があっ た。  セミナーはJETROタシケント所長の要望で、 1)市場経済における企業役割についてビデオテープにより、DHL,富士ゼロ   ックス、松下電工等の事例を紹介し、顧客満足について論じた。 2)日本の中小企業の実態を紹介した。 3)日本の中小企業の発展のポイントと方策(5S,目で見る管理、工程内での   品質管理)について講演した。 4)日本の政府の中小企業支援策について締めくくった。質疑応答も多かった。  企業訪問は9社行った。繊維工業関連3社、化学工業関連2社、機械・ME関 連2社その他2社であった。ウズベキスタンは綿花の産地であり、繊維工業は活 力もあり、自動化も進んでいた。  外資系、地場系でも外国製の機械、設備を入れ、韓国、日本の指導を受けてい るので、経営的にも、技術的にもしっかりしていた。化学2社は旧ソ連圏の国営 工場であり、塗料、合成洗剤を製造していた。ソ連圏の国々に独占的優位性を保 てるといっていたが、両社とも建物、製造装置が老朽化し、国際競争にはとても 勝てないと思った。  製品の品質、包装方法とも海外品に比べて格段に見劣りがした。5Sはまった くできていない。社長はこれらの事実を認識し始めているが、技術者は市場と か、顧客という考えが全くない。  確かにソ連圏の塗料会社であり、洗剤会社であったから作ったものをそのまま 配給するという考えになるのかなと思った。同国の通貨スムへの不信、銀行への 不信は各企業から聞かれた。それと原料の調達がうまく行かず、原料がこないの で工場を休止するという場面があった。しかし、工場の一部に花を植えるとか、 建物の塗装をするとか、ソ連の国営工場ではなかった意識の変革が認められるよ うになつた。  機械メーカの内、ボイラのメーカは建物は老朽化し、工作機械は一時代前のも のであり、これではまともな製品が出来るかどうか心配であった。5Sの考えは 全くない。ただ、社長はこれではいけないと娘さんを大学で財務の専門家の道を 歩ませ、最近幹部として登用した。現場を回ると壁に銅版が貼ってあり、働く労 働者のレリーフが描かれていた。  ロシアと違って、ウズベキスタンでは日本の経済支援、それ以上にたとえば診 断士のようなコンサルタントを求めており、日本への期待が大きいと感じた。                                  以上 _____________________________________  (常設) 城南支会HP情報 : リンク先追加等  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                              担当:高橋美紀                          shinko.miki@nifty.ne.jp <更新情報> 「診断支援の活動状況」(3月1日更新)  城南支会が行政機関や民間団体,個人事業主等から依頼を受け,支会員を推薦 した実績をお知らせしています。今回平成16年1月度〜3月度分を掲載しました。 「商店街支援」(3月1日更新)  中小企業診断協会東京支部では、地域に根ざした活動を目指していますが,そ の一環として,商店街の支援を行っております。本年度お手伝いしている商店街 とその内容を追加しました。 「中小企業診断士のご紹介」(3月3日更新) 中小企業診断士 安藤俊介氏のホームページをリンクいたしました。  http://www.kaigaijigyoubu.com/  城南支会のホームページはこちら→http://www.mmjp.or.jp/RMC-JOHNAN/ *読者の皆様からの企画や情報提供(こんな情報を知りたい,こんなHPを活用  している,など)をお待ちしております。                                   以上 ____________________________________ (常設) 編集後記 : 来月から特集組む予定です  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                              担当:佐川博樹                        hiroki_sagawa@yahoo.co.jp  媒体変更後、以前の読者は再登録がうまくできていない方もいらっしゃるよう です。もし周りにそういう方がいらしたら、下記のフッターを配布してあげて下 さい。  さて、まだ企画中ですが、来月から特集を組みたいと思っています。何か気に なるタイムリーな話題とか、普遍的な話題などを取り上げて、複数の中小企業診 断士にコラム的に書いてもらおうかと思っています。  まだまだ企画構想段階ですので、没になるかもしれませんが。。。では。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ★城南メールマガジンはMacky!(http://macky.nifty.com/)  を利用して城南支会が編集・発行しています。 ★ご意見・ご質問,メールマガジンの解除申込等は下記のページからどうぞ。   http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=rmcjohnan _____________________________________