◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆  経営ねっとわーくマガジン − 中小企業診断協会 東京支部 城南支会発行                                 第24刊 _____________________________________  今月の目次 (特集) 大田区情報 : ディーゼル車買換えのための融資制度 (連載) 個人情報保護とプライバシーマーク制度(その2) (常設) 城南支会HP情報 : 各区情報,リンク先追加等 (特集) イスラムの国・パキスタンへの技術支援の思い出(診断士が書く旅行記) (常設) 編集後記 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ _____________________________________ (特集) 大田区情報 : ディーゼル車買換えのための融資制度  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                              担当:吉池 正樹  東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県では、平成15年10月1日よりディーゼル車規 制が開始します。これにより基準を満たさないディーゼル車は、この地域における 運行が禁止されます。  ディーゼル車を使用しているほとんどの方はもう既に対処されていることと思い ますが、中にはうっかりしていて、または事情があり、これから駆け込みで、買換 え等を行わなければならない方がおられると思います。そんな方に、既に承知かと は思いますが、大田区の融資制度を中心に一覧表にしてみました。いずれも補助等 があり、有利な制度です。  (1)大田区公害設備資金及び(2)東京都自動車低公害化促進資金の利用は東京信用 保証協会の保証が前提ですが、保証が得られない場合でも(3)東京都ディーゼル車 特別融資及び(4)公庫環境対策資金が利用できます。  なお詳細につきましては下記の連絡先で確認をお願いします。 ディーゼル車買換え対策融資制度  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (1)大田区公害設備資金(ディーゼル規制融資)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 《取扱金融機関》銀行・信金・信組・商工中金 《保証機関》  東京都信用保証協会 《限度額》   1千万円 《利率(年)》 2.4%以下(区が2/3補助) 《信用保証料率》区が全額補助 《貸付期間》  5年以内 《第三者連帯保証人》法人は代表者、個人は原則として不要 《連絡先》大田区産業振興課融資係(産業プラザ二階)(03-3733-6185) (2)東京都自動車低公害化促進資金  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 《取扱金融機関》銀行・信金・信組・商工中金 《保証機関》  東京都信用保証協会 《限度額》   1億円 《利率(年)》 1.35% *注1(都が1/2補助) 《信用保証料率》0.7%  *注1注2(都が2/3補助) 《貸付期間》  5年以内(15年度は7年以内) 《第三者連帯保証人》原則5千万円超の場合必要 《物的担保》  条件により必要 《連絡先》   東京都環境局自動車公害対策部規制課低公害化助成係         (第2本庁舎16階中央)(03-5388-3535) (3)東京都ディーゼル車特別融資  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 《取扱金融機関》みずほ銀行・信金・信組 または 東京都民銀行 《保証機関》  イフコ         または 住商リース 《限度額》   3千万円 《利率(年)》 2.75% *注3(都が1/2補助) 《信用保証料率》4.5%  (都が2/3補助) 《貸付期間》  5年以内 《第三者連帯保証人》不要 《物的担保》  購入車両の所有権留保 《連絡先》   東京都環境局自動車公害対策部規制課低公害化助成係         (第2本庁舎16階中央)(03-5388-3535) (4)公庫環境対策資金  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 《取扱金融機関》A:中小企業金融公庫 または B:国民生活金融公庫 《限度額》   A:7億2千万円        B:7千2百万円 《利率(年)》 0.75%(返済期間等により異なる) 《信用保証料率》0.8%  *注1注2(都が2/3補助) 《貸付期間》  10年以内 《第三者連帯保証人》第三者連帯保証人、物的担保、信用保証のいずれかが必要 《連絡先》   国民生活金融公庫大森支店(03-3761-7551)         中小企業金融公庫大森支店(03-5763-3001) 注1:長期プライムレート以内、平成15年5月末現在1.35% 注2:借入金額により変動する 注3:貸出時前月の長期プライムレート+1.35%、平成15年5月末現在2.75% <参考>  自社の車両が規制されるかどうか不安の方は下記でチェック! 規制対象のディーゼル車(乗用車を除く)(ただし初度登録から7年間は猶予) 【平成15年10月1日より規制されるもの】 ・自動車検査証の「形式」欄の記号がK−、N−、P−、S−、U−、W−、または  記号が無い昭和54年ごろまでに製造された車両  (ただしP−、U−はDPF装置で対応可能) ・自動車検査証の「形式」欄の記号がKA−、KB−、KC−である車両  (KC−は主に酸化触媒装置で対応可能) 【平成17年4月1日以降規制が予定されるもの】 ・自動車検査証の「形式」欄の記号がKE−、KF−、KG−、KJ−、KK−、KL−、  HA−、HB−、HC−、HE−、HF−、HM−である車両  (KK−、KL−は酸化触媒装置で対応可能)                                   以上 _____________________________________ (連載) 個人情報保護とプライバシーマーク制度(その2)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                              担当:柄沢明久 連載第2回 個人情報保護法のポイント <個人情報保護法>  平成15年5月に成立した個人情報保護法について、知っておくべきことをポイ ント解説したい。  個人情報保護の重要性については前回述べたが、この法律は以下に述べるよう に個人情報の保護について規定している。  まず、個人情報の取扱事業者であるが、個人情報を「事業の用に供している者」 と定義している。事業者は営利、非営利を問わないことに注意したい。また取り 扱う個人情報が少ない事業者の場合は政令により除外する。現在のところガイド ラインは5,000名ということになっている。ただし情勢の変化により少ない人数 になることもありうるので、個人情報を扱う事業者はすべて対象となると考えた ほうがよい。  次に個人情報の収集にあたり、利用目的をはっきりさせること、利用目的以外 には使用しないこと、および本人の同意を得ることが必要である。個人情報を提 出するほうから見れば、何に使われるか分らないのでは不安である。従って顧客 カードや懸賞などで個人情報を収集する時は、案内文に利用目的と利用目的以外 には使用しないことを明記する必要がある。  個人情報の管理については、(1)データを正確かつ最新のものにしておくこと、 (2)漏えいや損失のないようにすること、の2点が述べられている。条文としては 簡潔ではあるが、内容は重大なことである。前回述べたように技術的な面と人的 な面の両方を管理する必要がある。つまり可能な限りセキュリテイレベルを上げ ることと、社員の教育をしっかり行ない、かつ日常業務における安全管理を徹底 することが求められる。  個人情報の取扱を外部業者に委託する場合も注意しなければならない。例えば DMの発送の委託、データ入力の委託などで個人情報を委託するような時、委託側 には監督責任が発生する。万一委託先で事故があった場合には、委託側も同じ責 任を問われるのである。従って委託時には秘密保持契約を取り交わすと共に、委 託中も定期的に契約が守られているかを、チェックする必要がある。また委託先 では作業中はデータのバックアップを取っているであろうから、作業終了後はバ ックアップデータの消去を確認することも必要となる。  本人から自分の個人情報について開示を求められた時には、これに応じなけれ ばならない。また個人データの内容が事実でない場合には、本人は訂正や削除を 求めることができるし、取扱事業者はこれにも応じなければならない。また個人 情報に関する苦情が発生した場合には、迅速かつ適切に処理しなければならない。  まだ細目についての規定はあるが、概ね以上の内容が骨子である。今まで個人 情報の取扱にそれほど注意を払っていない人には厳しい内容に思えるかもしれな い。しかし、これらのことは既に欧米では20年以上も前から常識になっているの である。例えば1980年に制定されたOECDによる個人情報保護の8原則には、上記 のことが述べられているのである。  最後に罰則について触れておこう。個人情報保護法には法に違反したことによ る罰則はない。法に違反した場合は主務大臣による勧告か命令が下される。そし てその命令に違反した場合に、6月以下の懲役または30万円以下の罰金となる。 とはいえ仮に個人情報が流出したとして、個人情報保護法により罰せられなくて も、損害が発生した場合には民法による損害賠償責任は発生するのである。                                  以上 _____________________________________  (常設) 城南支会HP情報 : 各区情報,リンク先追加等  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                              担当:高橋美紀                          shinko.miki@nifty.ne.jp <更新情報> 「各区情報」(8月1日更新)  世田谷区の情報を追加しました(本メールマガジンのバックナンバーからの転 載です。今月より新規に購読された方,ぜひお目通し下さい)。 「他支部、他支会へのリンク」(8月19,22日更新)  他支部の以下のホームページをリンクしました。  *ネットワークが全国に広がりつつあります。ご期待下さい。 中小企業診断協会 京都支部   http://www.joho-kyoto.or.jp/~rmckyoto/infomation/index.htm  同 滋賀県支部   http://www.jade.dti.ne.jp/~jsmeca25/  同 兵庫県支部   http://www.shindan-hg.com/  城南支会のホームページはこちら→http://www.mmjp.or.jp/RMC-JOHNAN/ *読者の皆様からの企画や情報提供(こんな情報を知りたい,こんなHPを活用  している,など)をお待ちしております。                                  以上 _____________________________________ (特集) イスラムの国・パキスタンへの技術支援の思い出(診断士が書く旅行記)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                       担当:広報部副部長 平田明良 イスラムの国・パキスタンへの技術支援の思い出         2003/ 7/20  1998年3月にJODCの技術専門家海外診断調査プロジェクトのためにいすずOBのS さん(鋳造の専門家)と旭化成のOBである私(プラスチック、ゴムの専門家) の二人がパキスタンに派遣された。  パキスタンはもともとインドの一部であったが、宗教的にヒンズーとイスラム がなじまないために1947年に独立した。面積は日本の2倍、人口は1.2億で日本と 同じくらいである。  派遣内容はカラチでセミナーを行い、カラチとラホールで6社の個別企業の診 断指導を行う事であった。セミナーはSさんが自動車用鋳物工場の改善活動と平 田が自動車部品のプラスチック、エラストマーの現状と将来について講演した。 当初は30人くらいの参加者と聞いていたが、100人以上の聴衆が集まったので、 講演する方も力が入った。  カラチとラホールでの自動車部品の個別企業のワンポイントレツスンも効果的 であったと思う。DIE Caster社はヤマハの関係会社であり、ヤマハとは技術提携 し、機械設備も、金型、工法もすべて日本に似ており、技術的にも、品質的にも 高いレベルにあった。ちなみにここではオートバイのエンジン部品を作ってい た。  RUBATECH社はPVC、ゴムを材料にウェザーストリップ、サイドプロテクターを 製造していた。自動車の生産台数が少ないので、古い機械を使って手作り作業で あった。5S以前の世界であった。  PRECISION社は自動車の燃料ホースをゴムで製造していた。人があまりに多す ぎたので、それをいうと、雇用チャンスを与えるのが我々の役目との返事であっ た。  RAVI AUTO社はクラッチ、燃料タンク、オイルポンプの製造を行っていた。レ イアウトなど不備が目についたが、聞く耳を持たずであった。  AMBIDEX社はもともとゴム草履の工場であったが、自動車部品を作り始めたと のことであった。防振ゴムを作っていたが、不良率が多くて返品が多いとのこと であった。ゴム製品をナイフで切ってみると穴だらけであり、これでエンジンを 支えるのはとんでもないと思った。きちんとしたコンサルタント、技術者が指導 しないとだめだと申し上げた。  それぞれの工場で鋳物の観点、ゴム加工品の観点でワンポイントレツスンを行 ったが、各社から感謝された。しかし、専門家の立場からいうと、日系企業はさ ておいて、現地企業は設備、人材、管理システムのすべての点でやり変えないと まともな事業にはなり得ないと感じて暗い気持ちになった。  パキスタンは当時から、対インド関係が不穏であったし、国内的にも政府に対 する不満、民族間の憎しみで乱れていた。カラチからラホールへ移動した翌日に PRECISION社付近で暴動が発生したとのことであった。1998年以降、パキスタン は軍事政権に変わり、アフガニスタン戦争に巻き込まれてしまった。会った人々 はどうしているのか。こうした国への中小企業支援は必要であるも、命がけであ ることを認識すべきと思った。                                 以上 _____________________________________  (常設) 編集後記  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                              担当:佐川博樹                         hiroki_sagawa@yahoo.co.jp  このメルマガも発行し始めてから、ほぼ2年が経過した。いくつかメルマガの 面倒を見ているが、このメルマガほどバラエティに富んだものはなかなかない。 大体の場合、テーマを決めてそれだけに特化して書いている。  まあ、このメルマがもテーマといえば、中小企業とか、診断士とかいう切り口 はあるものの、行政の支援あり、連載記事あり(この連載も様々)、旅行記あり といろいろである。  連載もまた違うものを考えたり、発行時期をずらすなどして、いろいろやって 見たいとは思っています。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ★城南メールマガジンはPubzine(http://www.pubzine.com/)  を利用して城南支会が編集・発行しています。 ★ご意見・ご質問,メールマガジンの解除申込等は下記のページからどうぞ。   http://www.mmjp.or.jp/RMC-JOHNAN/ _____________________________________