(文:田村隆彦)
11月11日(土)、品川区の南部労政会館において城南支部主催の「企業内診断士フォーラム2017」が開催されました。城南支部所属で50~60歳の間に独立された4名の先輩診断士の方々がパネリストとして登場し、以下、実体験でのお話を聞くことが出来ました。
1.独立時期 企業を退職した時期としては60歳という現在の雇用契約期間に合わせた節目の年の方が多く、一方50歳代のうちに早期退職し開業準備をされた方もいました。
2.独立後の仕事内容 在職時代から社内で診断士活動を行っていた方は、退職後も引き続き在職時の業務を請け負うケースや、公的機関での業務、スキルを生かした研修講師、コンサルタント会社に所属されたケース等、皆様多彩な分野でに活躍されていました。
3.準備活動 在職中から用意周到に独立に向けご準備されていた方や、人とのつながりを大切にし、強固な信頼関係を築いて来たり、と皆様それぞれ工夫されていました。
4.営業活動 企業向け研修の提案をする、企業や支援期間に直接提案書を送付する等、積極的な活動や自らではなく自分を売ってくれる先輩についていった話などもありました。
5.収入 誰しも一番興味のあるところですが、在職期間と比べてどの位の割合か?という聞き方にそれぞれお答えいただきました。参加者だけにということで赤裸々に金額までお話しいただくというサプライズもあり、会場が非常に盛り上がりました。
最後に溝口支部長からのご挨拶で、それぞれマイルストーンを持って自己研鑽を積むことというお言葉に、自身の定年までの残された時間をじっくり考える機会となりました。